◆暑い日には体に変調…自分自身の危機
「毎年猛暑日が増えていって、大事な人と話すことを諦めざるを得ない日々になってしまったら…」政府の温室効果ガスの削減目標を大幅に引き上げるよう訴える若者たち=3日、東京・霞が関の経済産業省前で(小川慎一撮影)
拡声器を手に大学1年の須賀遙翔(はるか)さん(18)が、経産省出入り口前で職員らを前に不安を語った。 音が割れて聞こえてしまたりする耳管開放症を抱える。暑く、汗をかいたりすると発症するという。「12月でも気温が高い日には汗をかき、聞こえにくくなってしまう」。だからこそ気候変動は、自分自身にとっての危機でもある。◆似顔絵に「環境相がんばれ」の思い込め
4月に、気候変動対策の強化を訴える若者グループ「Fridays For Future Tokyo(FFF)」に加わった。毎月第2金曜、新宿駅前に立つ。初めて街頭で声を上げた時、恥ずかしさよりも、人々の無関心さが無視できなかった。「誰に声を届けているんだろう」と思ったという。政府の温室効果ガスの削減目標を大幅に引き上げるよう訴える若者たち=3日、東京・霞が関の経済産業省前で(小川慎一撮影)
「洪水などの異常気象で家に住めなくなったり、健康を害したり、命を落としたりするのは、あなたや大事な家族、友人かもしれません」。この日、帰宅を急ぐ経産省職員らに語りかけるように言った。「命の問題なんです」と。 FFFの呼びかけで集まった若者たちは、「ホンキの気候変動対策を!」と記された垂れ幕を掲げたり、排出削減目標を引き上げるよう「がんばれ」との思いを込め、浅尾慶一郎環境相の似顔絵が書かれた紙を手にしていた。彼らは、再生可能エネルギーの主力電源化と若い世代の声を政策に反映するよう求めている。◆政府が検討する60%削減案は「無責任」
高校3年の門脇颯生(さつき)さん(17)は4~7月、ピースボートの世界1周に参加した。東アフリカのセーシェル諸島で目にしたのは、海水温の上昇によるサンゴの白化や海岸侵食によって移住を強いられている現実だったという。政府の温室効果ガスの削減目標を大幅に引き上げるよう訴える若者たち=3日、東京・霞が関の経済産業省前で(小川慎一撮影)
10月の衆院選では「気候変動はうそ」と明言する政党もあり、直接聞きに行った。「科学を無視する姿勢はおかしい」と憤る。 政府は、来年2月までに国連に提出する温室効果ガスの削減目標について「2035年度までに60%削減(2013年度比)」の案を検討している。 政府案について、門脇さんは「今までたくさんの温室効果ガスを出し続けてきた日本が、低い目標を掲げるのは無責任な行為だ」と批判した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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