宇都宮市が配信する障害者向けスマートフォンアプリの画面

 宇都宮市は3日、障害や難病がある人向けの情報をまとめたスマートフォンアプリ「わく・わくアプリU」の配信を始めた。市役所を訪れなくても、その人に合った福祉サービスをいつでも、どこでも検索できる。商業施設のバリアフリー情報を確認でき、外出に役立つ内容だ。

 同市では20人に1人に当たる約2万5千人が障害者手帳を持っているといい、佐藤栄一市長は「障害者や家族の日常生活の利便性が向上する」としている。アプリは無料で利用できる。

 介護施設や就労事業所などを障害の特性や地域別に検索でき、定員の空きも随時更新される。これまでは市役所で分厚い冊子を受け取り、空き状況は個別に問い合わせる必要があった。

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