外国産を混ぜたそば粉を「純国内産」などと偽って販売し、大津市の製粉会社の会長らが逮捕された事件で、容疑者らが「約30年前から産地偽装をしていた」と供述していたことが2日、滋賀県警への取材で分かった。同日、県警は不正競争防止法違反(誤認惹起表示)と詐欺の疑いで「山本そば製粉」会長山本宗五郎容疑者(76)=大津市坂本=ら3人を再逮捕した。
再逮捕容疑は6月下旬ごろ、中国産を混ぜたそばのむき実を「そばムキ実(北海道産)」などとしたラベルを貼った段ボール箱に入れ、滋賀県高島市内の飲食店にむき実10袋(約5キロ)販売し、7月中旬ごろ、代金5940円をだまし取った疑い。
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