帝国データバンクが先月末までに国内の食品メーカー195社の発表をまとめたところ、来年1月から4月までにすでに値上げが予定されている食品はあわせて3933品目でした。
このうち1月は3か月ぶりに1000品目を超える見通しだということです。
品目別では
▽「酒類・飲料」が1251品目と最も多く
▽「パン」が1227品目
▽冷凍食品や餅製品などの「加工食品」が1040品目などとなっています。
値上げの要因は、ことしと同じく「原材料高」が最も多かった一方、「物流費」や「人件費」を理由とする割合も大幅に増えているということです。
帝国データバンクは「今後は物流費や人件費など下がりにくいコストを理由とする値上げが増える傾向で、来年も1年間を通じて継続的な値上げが見込まれる」としています。
一方、今月も含めたことし1年間の値上げの品目数はあわせて1万2520品目で、去年1年間よりもおよそ6割減少する見込みとなっています。
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