公明党の斉藤鉄夫代表は1日、ノーベル平和賞受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表委員で広島県被団協理事長の箕牧智之さん(82)の自宅を訪問した。箕牧さんは日本政府に来年3月の核兵器禁止条約第3回締約国会議へオブザーバー参加するよう要望。斉藤氏は「粘り強く(政府に)参加するよう説得に努力する」と応じた。
斉藤氏はノーベル賞受賞決定に祝意を表し、11月27日に石破茂首相と面会した内容を説明。日本と同じ「核の傘」の下にありながら核禁条約の会議にオブザーバー参加しているドイツの経緯を検証したいと首相が述べたことに触れ「わずかだが(参加に向けて)前進したのでは」と語った。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。