築地市場の跡地は解体後、初めて一般に公開され都が企画したイベントには事前に申し込んだ都内の小学生と保護者などおよそ100人が参加しました。
築地市場跡地の再開発ではおよそ5万人を収容できる多機能型スタジアムや、国際会議を開催する施設などが建設されることになっています。
参加した人たちはいずれも再開発でも活用される予定の石畳や市場の建物に使われた鉄骨について説明を受けたあと、19ヘクタールある広大な敷地でボール遊びをするなどして楽しみました。
このあと近隣の施設で、まちづくりについてのワークショップが開かれ、再開発後のイメージ映像が上映されました。
そして子どもたちが築地の将来像について話し合い、水がきれいで自然が豊かな街になってほしいとか再開発でお店が増えてほしい、といった意見を出しあいました。
イベントではバーベキューも行われ、海産物などの味を楽しみました。
参加した児童の1人は「跡地がとても広くて驚きました。貝などの海産物は新鮮でおいしかったです」と話していました。
都の渡辺正樹築地まちづくり調整担当課長は「長期のプロジェクトなので将来を担う子どもたち向けに企画しました。世界中から人が訪れる魅力的なまちづくりに事業者と取り組みたい」と話していました。
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