逮捕されたのは、10月27日に投票が行われた衆議院選挙で、東京26区から無所属で立候補して落選した田淵正文容疑者(66)と、運動員の取りまとめ役をしていた小林繁容疑者(37)です。
警視庁によりますと、田淵元候補らは、選挙の公示前の10月上旬、街頭でのビラ配りなどをしていた4人に、選挙運動の報酬として時給1500円を支払う約束をしたとして、公職選挙法違反の買収の疑いが持たれています。
公職選挙法は原則、候補者を当選させる目的で、有権者や運動員に金品を渡したり、渡す約束をしたりすることを禁じています。
実際には4人に時給は支払われていなかったとみられるということです。
警視庁は2人の認否については明らかにしていません。
田淵元候補は今回の衆議院東京26区の選挙で1万4000票余りを獲得しましたが、立候補した5人中、最下位で落選しています。
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