青森県八戸市の自宅浴室で1月、長女の宮本望愛ちゃん=当時(5)=に冷水を浴びせて放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の菜々美被告(22)の裁判員裁判が28日、青森地裁(蔵本匡成裁判長)であり、検察側は懲役12年を求刑した。
菜々美被告は初公判で起訴内容を認めたが、弁護側は望愛ちゃんに水を浴びせたのは同居する交際相手の関川亮被告(32)=同罪で起訴=だとして、従属的な立場にとどまると訴えていた。
起訴状などによると、両被告は共謀して1月7日、望愛ちゃんを浴室に連れて行き、服を着せたまま冷水を浴びせて放置し、低体温症による急性循環不全で死亡させたとしている。
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