27日夜7時すぎ、東京・文京区小石川のマンションの6階にある猪口邦子参議院議員の部屋から火が出て、およそ8時間半後のきょう午前4時前に消し止められましたが、6階部分およそ150平方メートルが焼け2人が死亡しました。

警視庁と東京消防庁は午前9時半ごろから現場検証を行っています。

この部屋には猪口議員と家族が4人で暮らしていて、議員と次女は外出していて無事でしたが、火事のあと、夫で東京大学名誉教授の猪口孝さんと30代の長女と連絡が取れなくなっていて、警視庁は亡くなったのはこの2人とみて確認を進めています。

捜査関係者によりますと、孝さんと長女は、きのう午後5時ごろにそれぞれ外出先から帰宅する様子が防犯カメラに写っていて、2人が在宅していたときに火が出たとみられるということです。

現場の部屋は出火から1時間以上炎が立ちのぼるなど激しく焼けていて、警視庁などが火事の詳しい原因を調べています。

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