首が切断された男性の遺体が見つかった札幌市の繁華街ススキノのホテル=2023年7月
札幌・ススキノのホテルで昨年7月、男性を殺害して頭部を切断したとして殺人罪などで田村瑠奈被告(30)が起訴された事件で、札幌地検は27日、報道機関に情報を漏らしたとして国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで告発された精神鑑定医を不起訴処分にしたと発表した。田村被告の父、修被告(60)=殺人ほう助罪などで起訴=らの弁護人が告発していた。 処分は26日付。地検は理由を明らかにしていない。修被告らの弁護人は、瑠奈被告の精神鑑定を行った医師が責任能力の有無や刑事処分の見通しなどを記者に漏らしたと主張していた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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