訓練は神奈川県松田町にある新松田駅に向かう走行中の小田急線の車内で、刃物を持った2人の不審者が暴れたという想定で行われました。
2人の不審者が大声をあげながら3人の乗客を次々に切りつけると乗客の1人が車内に備えられた非常通話装置のボタンを押して緊急事態の発生を車掌などに伝えました。
そして、駅に到着すると駅員がさすまたや盾を持って対応して不審者をホームにとどめ、このあと、到着した警察官が取り押さえていました。
小田急線では3年前に、東京 世田谷区を走行していた車内で乗客が刃物で切りつけられる事件が起きています。
小田急電鉄の栗林範之秦野駅長は「訓練を通じて事件の風化を防止するとともに、係員には乗客の命を守ると同時に自分の身も守ることを意識してもらいたい」と話していました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。