石垣市によりますと、4月22日の午後4時ごろ、石垣市内の放課後児童クラブ、いわゆる「学童保育」で、おやつに出されたマシュマロ1個を食べていた小学生が座った状態でのどに詰まらせたような表情をしているのに、近くにいたスタッフが気付きました。
その後、別のスタッフも駆けつけて背中をたたくなどし、マシュマロを吐き出させましたが、児童は一時、意識不明になり、現在も入院しているということです。
事故を受けて石垣市は、市内の放課後児童クラブに対し、おやつや食事を提供する際は子どもの状況や発達段階も踏まえ細心の注意を払うよう呼びかけています。
石垣市は「学校など関係機関と連携して、スクールカウンセラーや臨床心理士による子どもたちの心のケアや再発防止に取り組む」とコメントしています。
沖縄県 対処のしかた確認など通知
沖縄県によりますと、事故の翌日の4月23日に石垣市から連絡があり、その日のうちに国に報告したということです。
また、県内の市町村で学童保育を担当する部署に対し、子どもにおやつや食事を提供する際は注意を払うことや、のどに食べ物を詰まらせる事故が起きた際の対処のしかたを確認することなどを通知したということです。
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