伊勢市の出版社に勤めていた雑誌記者の辻出紀子さん(当時24)は、平成10年11月24日の夜、勤務先を出たあとに行方が分からなくなり、警察は、事件に巻き込まれたとみて捜査を続けています。
行方が分からなくなってから26年となる24日、伊勢市の商業施設に両親や警察官などおよそ30人が集まり、辻出さんの写真を載せたチラシやマスクおよそ3000枚を配って情報提供を呼びかけました。
警察によりますと、これまでにのべ、およそ3万7900人の警察官が捜査に当たり、105件の情報が寄せられましたが、有力な手がかりは得られていないということです。
辻出さんの父親の泰晴さんは、「26年たって体力が無くなってきたがこれからも娘が帰ってくることを祈ってがんばっていきたい」と話していました。
母親の美千代さんは「どんなささいなことでもいいので情報提供をお願いします」と話していました。
辻出さんに関する情報は伊勢警察署で受け付けています。
電話番号は0596-20-0110です。
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