COP29が開かれているアゼルバイジャン・バクーのカスピ海沿岸に置かれたクジラの巨大模型=17日(共同)
【バクー共同】世界最大の湖、カスピ海にいるはずのないクジラが打ち上げ―? 国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)が開かれているアゼルバイジャン・バクーのカスピ海沿岸に巨大なクジラの模型が登場し、話題を呼んでいる。ベルギーを拠点とする団体が設置した、生態系破壊に警鐘を鳴らす作品だ。 団体ホームページなどによると、作品は全長約16メートル。10年ほど前に造られ、欧州やオーストラリアなど各地で展示されているという。団体は「クジラの漂着は生態系の崩壊を象徴する巨大なメタファー(暗喩)だ。人々は自然とのつながりが乱されたと感じている」としている。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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