東京都内の20代男性が今月中旬に「闇バイトを抜けようとしたら暴行を受けた」と110番し、警視庁が保護していたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は闇バイトについて「やめたいと思っても『家族に危害を加える』などと脅されてやめられない」と注意喚起しており、申し込んでしまった際は警察署などに相談するよう呼びかけている。

 警察庁によると、10月18日から11月7日までの集計で、闇バイトに応募した本人や家族らについて46件の保護措置を実施した。

 首都圏を中心に相次ぐ強盗事件では、逮捕された実行役の一部が闇バイトに応募したと供述している。

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