大分市のターミナル周辺で海上訓練する「ホーバークラフト」=6日
国土交通省九州運輸局は15日、水陸両用の乗り物「ホーバークラフト」に関し、大分空港―大分市間の航路事業を許可した。今後、運輸局による安全確認検査などを経て、国内唯一のホーバーによる定期航路が復活する。今秋中の運航開始を目指していた。 ホーバーは、プロペラで船体下部に空気を噴出して浮かせ、陸地や海上を移動する。 同区間では以前、ホーバーの定期航路が存在したが、業績悪化のため09年に事業停止した。空港利用者の増加を踏まえ、県が復活を決定。ことし3月末までの就航を目指していたが、訓練中の事故の影響で先送りしていた。 運航会社「大分第一ホーバードライブ」は18日に記者会見するとしている。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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