広島県と核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が主催し、世界各国の若者らが核兵器と安全保障を学ぶ「ICANアカデミー」の参加者が13日、広島市を訪れた。来日中のICANの創設メンバー、ティム・ライト氏(39)も訪れ、記者会見で「被爆者から直接話を聞ける最後の世代の若者たちに、核なき世界をリードしてつくってほしい」と述べた。
ライト氏は日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞決定を「多くの国が核軍縮へ進んでいくことを後押しする」と歓迎。来年の被爆80年に向け、原爆が子どもに与える影響に焦点を当て、被爆証言により多く触れる機会をつくりたいと語った。
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