兵庫県川西市の無職木村隆二被告(25)は去年4月、和歌山市の漁港で、衆議院の補欠選挙の応援に訪れていた岸田前総理大臣の近くに手製の爆発物を投げ込んで、警察官と聴衆の2人にけがをさせたうえ、街頭演説を妨害したとして、殺人未遂や爆発物取締罰則違反など5つの罪に問われています。

和歌山地方裁判所は13日、この事件の裁判員裁判について来年2月4日に初公判を開き、判決を2月19日に言い渡すと明らかにしました。

検察などによりますと、木村被告は捜査段階では黙秘を続けていたということで、事件のいきさつや背景がどこまで明らかになるかが焦点になります。

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