マイコプラズマ肺炎は子どもに多い細菌性の感染症で、飛まつや接触で広がり発熱や全身のけん怠感、頭痛、せきといった症状が見られます。

中でもせきは1週間以上続くことがあるほか、一部の人は肺炎が重症化したり衰弱したりして入院するケースもあります。

国立感染症研究所のまとめによりますと、今月3日までの1週間に全国およそ500か所の医療機関から報告された患者の数は1医療機関当たり2.46人でした。

1999年に現在の方法で統計を取り始めてから最多となった前の週より0.03人減ったものの、依然として多い状態が続いています。

都道府県別で最も多いのは
▽青森県で5.67人
次いで
▽埼玉県で5.33人
▽岐阜県で4.6人
▽東京都で4.28人
▽茨城県で4.08人などとなっています。

日本呼吸器学会などは、マスクの着用や換気といった基本的な感染対策を徹底するとともに、せきなどの症状があって周囲に同じような症状の人がいる場合は、医療機関を受診することなどを呼びかけています。

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