JR瀬戸大橋線の架線が切れ、高松発岡山行きの快速列車「マリンライナー10号」が瀬戸大橋上で立ち往生したトラブルについて、JR西日本岡山支社の林秀樹支社長は11日の記者会見で「(救助の)着手に時間がかかり過ぎた。非常時の意思疎通の仕組みをしっかり整えていく」と述べた。

 トラブルは10日午前7時35分ごろ、JR四国が管轄する瀬戸大橋上で発生。児島駅(岡山県倉敷市)から列車が救助に向かい、約6時間後に乗客の乗り換えが終了した。

 林氏は、JR西は係員を救助に向かう列車に乗り込ませ、飲食料も用意したとした一方で、より早いタイミングでJR四国をサポートできた可能性があったとの認識を示した。

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