東北電力は11日、再稼働直後に発生した女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の機器のトラブルについて、機器を通すための案内管接続部のナットが緩み、外れたことが原因だと発表した。原子炉を再び起動する時期については「再発防止策を講じ、準備ができ次第」と述べるにとどめた。  東北電によると、トラブルは3日午前に発生した。原子炉内の中性子検出器が正常かを調べる機器を炉内に送り込み、引き抜く作業中に格納容器内で動かなくなった。東北電は4日に原子炉を停止し、機器が通る案内管も含めて点検していた。  女川原発は10月29日に東日本大震災の被災地の原発として初めて再稼働した。


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