10日午前7時35分ごろ、本州と四国を結ぶJR瀬戸大橋線の快速列車が橋上で乗客を乗せたまま停車した。JR四国によると、架線の断線が原因で、午前11時時点で、列車は現場に止まったままの状態。運転再開の見込みは立っていないという。

　JR四国によると、列車は高松発岡山行きの快速マリンライナー10号（7両編成、乗客約150人）。瀬戸大橋の上で停車したままで、けが人はいないが、停車時間が長時間にわたっているため、体調不良者がいないか、乗員が確認しているという。

　JR四国は、別の車両を使って乗客を運ぶなどの対策を検討。9日に四国エリアで起こった大規模停電との関係も含めて、断線の原因を調べるとしている。

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