2013年12月、「王将フードサービス」の京都市の本社前で、社長だった大東隆行さん(当時72)が拳銃で撃たれて死亡した事件では、福岡県の特定危険指定暴力団・工藤会系の暴力団幹部、田中幸雄被告(58)が、銃撃の実行役として殺人と銃刀法違反の罪に問われています。

この裁判について京都地方裁判所は「工藤会の組員らが裁判員に危害を加えるおそれがある」などとして、裁判員裁判から除外する決定をし、弁護側が裁判員裁判にすべきだとして即時抗告しましたが、大阪高等裁判所が退けました。

これについて弁護側が特別抗告していましたが、最高裁判所第2小法廷の尾島明裁判長は8日までに退ける決定をし、裁判官だけで審理することが確定しました。

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