知人の新聞記者らと賭けマージャンをしたとして、罰金刑を受けた黒川弘務元東京高検検事長(67)が弁護士登録したことが8日、関係者への取材で分かった。所属は第一東京弁護士会で、登録は1日付。問題発覚後に処分され、罰金20万円の略式命令を受けていた。
黒川氏は2020年4~5月に計4回、東京都内で新聞記者らと、1回当たり数千~2万円が動く賭けマージャンをした。当時、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言中だった。
20年5月、週刊文春が報じて発覚。直後に事実関係を認め、訓告処分を受けて辞職した。
黒川氏は1983年に検事任官。2019年1月から東京高検検事長を務めた。
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