ことし9月、日野市の団地近くにあるいちょう並木の木の枝が落下し、下を歩いていた男性が下敷きになって死亡するなど、全国各地で倒木や木の枝の落下によって人が亡くなったり、けがをしたりする事故が相次いでいます。
こうした事態を受け、国土交通省は、全国の公園の樹木を対象に、事故の発生状況や、点検状況の実態調査を初めて行うことを決め、7日に全国の自治体などに文書を送付しました。
調査では、2021年4月以降に発生した
▽事故の内容や原因、それに樹木の種類のほか
▽樹木点検の内容や頻度、専門家を活用しているか
などを確認するとしています。
国土交通省は街路樹についての実態調査もあわせて行うことにしていて、調査結果を踏まえ、今後の安全の確保に役立てることにしています。
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