島根県は7日、高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認された同県大田市の養鶏場で飼育している採卵鶏約40万羽について、同日夜に殺処分を完了したと発表した。施設の消毒など防疫措置は11日までに終える見通し。県によると、大雨などの影響により当初の予定より完了がずれこんだという。  養鶏場の関係者から10月30日、ケージの中で7羽が死んでいるのを確認したと県の家畜保健衛生所に通報があった。遺伝子検査で陽性が判明したため、県は31日午前から殺処分を開始した。今後、県と養鶏場が協議して評価額を算定し、手当金を農林水産省に申請する。


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