宮崎空港では、先月2日に誘導路の脇で不発弾が爆発し、ほかにも不発弾が埋まっていないか、先月16日に爆発地点周辺で緊急調査が行われました。

この際に不発弾は見つかりませんでしたが、宮崎空港を所管する国土交通省の大阪航空局は、対象範囲を爆発地点の周辺から大きく広げて6日夜から調査を始めました。

大阪航空局によりますと、滑走路と誘導路の本体、それに駐機場については、建設時などの調査で安全が確認されているとして対象から除き、滑走路と誘導路の路肩部分など旅客機が近づくあわせて28万平方メートルの範囲が対象になるということです。

調査には先月16日と同様、磁気の異常を把握することで地中に金属類があるかどうかを調べる「水平磁気探査」という手法が用いられ、平日の毎日、旅客機の発着がない午後10時ごろから翌朝にかけて行われる予定です。

大阪航空局は、異常があれば掘り起こすなどして不発弾が埋まっていないか調べるということで、年内にも調査を終えたいとしています。

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