6日午後6時20分ごろ、兵庫県川西市久代6丁目の県道で、乗用車が右折して店舗の駐車場に入ろうとしたところ、対向車線を走っていた400ccのオートバイと衝突したほか、車をよけようとした後続のオートバイが転倒しました。

この事故で衝突したオートバイに乗っていた男性2人が頭や胸を強く打ち、病院に搬送されましたが死亡しました。

また後続のオートバイに乗っていた18歳と19歳の男子大学生2人は腕やひじに軽いけがをしました。

警察は乗用車を運転していた市内に住むパート従業員、上松真由子容疑者(53)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。

警察によりますと、調べに対し「対向車線をよく確認していなかった」と話しているということです。

一方、けがをした大学生は「同じ大学に通う友人4人で食事に向かう途中だった」と話しているということです。

警察は亡くなった2人の身元の確認を急ぐとともに、容疑を過失運転致死傷に切り替えて事故の状況を調べています。

現場は片側2車線と3車線の直線道路で、JR北伊丹駅から北西に600メートル余り離れた住宅や店舗が密集する地域です。

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