ことしの司法試験の合格者が6日発表され、法務省の敷地内に設けられた掲示板にも合格した人の受験番号がはり出されました。
自分の受験番号を見つけた合格者は、涙を流しながら電話をかけたり、家族や仲間と抱き合ったりして喜んでいました。
法務省によりますと、ことしの司法試験の合格者は、去年より189人少ない1592人でしたが、政府が目標としている1500人は、2年連続で上回りました。
合格者の平均年齢は26.9歳、このうち最低年齢は17歳で、今の試験制度が始まった平成18年以降、最も若いということです。
一方、受験者も去年より減って3779人でした。
合格率は42.13%と、去年を3.21ポイント下回りました。
法務省は、引き続き関係機関と連携し、より多くの人材に司法分野を志望してもらえる環境づくりに努めたいとしています。
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