ことし8月18日、福岡市早良区の国道で軽乗用車と路線バスが正面衝突した事故では、軽乗用車に乗っていた7歳と5歳の姉妹が死亡したほか、運転していた母親が大けがをし、路線バスの運転手と乗客の合わせて4人も軽いけがをしました。

姉妹は事故の際、シートベルトで腹部を強く圧迫されて死亡したとみられるということです。

警察によりますと、事故は軽乗用車が対向車線にはみ出す形で起きていて、警察は32歳の母親がカーナビの画面を見ていて前方への注意を怠ったことが原因だったと判断し、5日、過失運転致死傷の疑いで書類送検しました。

警察によりますと、これまでの任意の調べに対し、容疑を認めているということです。

道路交通法では、6歳未満のチャイルドシートの使用が義務づけられていますが、事故が相次ぐ中、チャイルドシートの使用を呼びかける子どもの対象が広がるなど、影響が出ました。

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