カンボジアの首都プノンペンを拠点とする特殊詐欺グループの「かけ子」として高齢者90人余りから計約7億7千万円をだまし取ったなどとして、埼玉など9道府県警の合同捜査本部は5日、詐欺や詐欺未遂容疑で日本人の男29人を追送検した。合同捜査本部によると、29人はいずれも別の特殊詐欺事件で既に逮捕、起訴されている。  合同捜査本部は、グループが29道府県で110件の詐欺事件に関与し、被害総額は現金や電子マネー約10億1700万円に上るとしている。他に指示役やリクルーター役がいるとみて捜査する。


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