埼玉県志木市の自称会社員、金子優汰容疑者(28)は、3日に四街道市の住宅でこの家の男性の顔などを殴ってけがをさせ、現金1万3000円を奪ったとして、強盗傷害などの疑いで逮捕されました。
調べに対し、「生活が困窮し、SNSで高額のバイトを探していた」と供述し、闇バイトによる事件とみられています。
容疑者は、当初、指示役からの指示について「荷物の確認と言われた」と説明していましたが、その後の調べに、「『詐欺師から現金を奪い取る仕事だ』と言われた」としたうえで、「『相手は詐欺師なので警察は呼べない』と言われた。やばい仕事だとは思っていたもののやってしまった」とも供述していることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。
一方、被害者は「容疑者のスマートフォンを近づけられ、指示役から直接脅された」と話しているということです。
住宅に押し入ったのは容疑者1人とみられ、警察は、事件を確実に実行させるため、指示役が容疑者を言いくるめたうえで、みずからも脅迫に加担したとみて詳しく調べています。
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