東京電力福島第1原発では、汚染水から放射性物質を取り除く処理過程で発生する高濃度に汚染された汚泥を脱水し容量を減らす計画について、脱水処理の開始を想定より2年遅い2028年度に変更した。東電が10月28日、原子力規制委員会で示した。脱水処理施設の耐震設計を見直したため。遅れに伴い、汚泥が増えるため保管場所を増設する。  2号機の使用済み核燃料プールからあふれた水を受ける「スキマサージタンク」の水が8月、建屋内に漏えいした問題で、東電はタンクに接続する配管に直径13ミリの穴が開いていたことを明らかにした。その穴から漏出していた。新たな注水ルートを再設定する。冷却を止め続けても、運転上の制限の65度を下回る見込みとしている。


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