東北電力は3日、再稼働した女川原発2号機(宮城県)の原子炉を停止すると発表した。発電準備作業中に計器搬入でトラブルがあったため。放射性物質の漏えいはないという。

東北電によると、3日、原子炉内に中性子検出器を補助する計器を電動で搬入した後に回収する際、途中で動かなくなった。既に手動で回収しており、同社は詳しい原因を調べている。

女川原発は、事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)で、2号機は先月29日、約13年ぶりに再稼働。12月25日の営業運転開始を目指していた。

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