刑務官による受刑者への暴行が発覚した名古屋刑務所(愛知県みよし市)の内部が1日、報道陣に公開された。吉弘基成所長が、受刑者の処遇適正化のために発達障害や高齢者など特性に応じた小規模グループ別の指導や、刑務官が小型カメラを装着して対応を記録するなどの再発防止の取り組みを説明した。  同刑務所では2021~22年、刑務官22人が受刑者3人に顔をたたくなどの暴行や暴言を繰り返していた。若手刑務官が知的障害の疑いがある受刑者らを対象にしたこともあり、障害者施設で採用3年未満の職員の実習を行うなど、職員の意識向上にも力を入れている。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。