2025年大阪・関西万博の海外パビリオンを巡り、参加国が自前で建てる「タイプA」は全47カ国分が近く着工する見通しとなった。日本国際博覧会協会(万博協会)幹部が1日、明らかにした。外観工事はいずれも万博開幕までに終わるとしている。今後は内装・展示工事や運営面の準備が円滑に進むかどうかが課題となる。

 タイプA参加国のうち46カ国は既に着工済みだった。残るマルタのパビリオンは早ければ今月上旬に着工、来年1月に完成する見込み。

 協会副会長の吉村洋文大阪府知事は、「できるだけ間に合うよう進める。仮に内装が完成していなくても、開幕時に大きな支障は出ない」と府庁で記者団に強調した。

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