再生可能エネルギーなど新エネルギーの活用を考える光のイベント「創エネ・あかりパーク2024」が31日、東京都台東区の上野公園で始まった。世界的な照明デザイナー石井幹子(もとこ)さんのプロデュースで2013年から毎年開かれ12回目。会場の電力は全て自然エネルギーを使っている。

再生可能エネルギーを使ってライトアップされた噴水や東京国立博物館=31日、東京都台東区で(平野皓士朗撮影)

 東京国立博物館の正面壁を青や緑などでライトアップ。広場の噴水も優しい光で照らされ、ピンクや青、緑など次々と色合いが変わった。  行政や企業がブースを出展。自転車をこいで発電する体験や、水素エネルギーで動く自動車の紹介などがある。  点灯式で石井さんは「光はわかりやすく興味を持ってもらいやすい。何でつくられているのか、エネルギーに関心を持ってもらうきっかけにしてほしい」と述べた。11月4日まで。午後2~8時(最終日は午後6時)。点灯は午後5時。(鈴木里奈) 

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