現場に残されていた凶器と同形状の洋包丁(石川県警提供)

 石川県加賀市のコンビニで2010年11月、店長の山崎外茂治さん=当時(68)=が刺殺された強盗殺人事件で、県警は30日、現場に残されていた凶器と同形状の洋包丁の写真を初めて公開した。両刃で模様や刻印などはなく、同市内でも当時購入可能だった。

 事件は10年11月3日午前3時ごろ発生。犯人が山崎さんに現金を要求、もみ合いの末に胸を包丁で刺し何も奪わず逃走した。

 県警によると犯行時に着用していたとみられる紺色のかっぱは現場から数キロの高架下の草むら付近で事件翌日に発見されている。店内の防犯カメラには犯行の一部始終が写っていたが約30秒と短く、目撃者もおらず犯人の特定には至っていない。

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