警視庁と千葉県警、神奈川県警の合同捜査本部が逮捕したのは、千葉市に住む稲川会系の暴力団幹部 大岩正延容疑者(55)で、ことし2月 乾燥大麻およそ3キログラム、末端価格で1500万円相当をボクシング用のミットの中に隠し、タイから販売目的で密輸したとして、大麻取締法違反の疑いがもたれています。

羽田空港での税関の検査で、千葉市内の住宅に配送予定だったミットの中から、大麻が発見されたということです。

警視庁によりますと、大岩容疑者はタイやスイス、南アフリカから違法薬物を密輸するグループを主導していたとみられ、合同捜査本部はこれまでの捜査で大岩容疑者らのグループが密輸に関わったとみられる大麻や覚醒剤、MDMA、合わせて5億円相当の違法薬物を押収しているということです。

また密売人や運搬役、薬物を購入した客など、合わせて40人を逮捕しているということです。

合同捜査本部は、大岩容疑者の認否について明らかにしていません。

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