27日に投開票される衆院選の選挙違反の取り締まり状況について、警察庁が26日発表した。25日までに全国の警察が公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで9人を逮捕したという。前回衆院選の投開票日の2日前時点よりも6人多かった。

 逮捕したのは警視庁、大阪、神奈川、千葉、埼玉、長野、静岡、新潟の8都府県警。逮捕容疑はポスターを傷つけたり、候補者をペットボトルで殴ったりしたというもの。

 全国で出された警告は計743件で前回の同時期より633件少なく、ほぼ半減した。文書掲示違反が548件で最多。このほか文書頒布違反171件などがあった。全ての違反のうち、インターネットを使った違反は7件あった。

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