11月1日に施行される改正道路交通法では、携帯電話を使いながら自転車を運転する「ながら運転」の罰則が強化されます。

これを前に「ながら運転」の危険性を知ってもらおうと、広島市や警察などが26日に広島市西区でイベントを開きました。

会場では、交通ルールに関する展示や、スタントマンによる自転車事故の再現が行われたほか、「ながら運転」の危険性を学ぶブースが設けられました。

このブースでは、訪れた人たちがVRの映像を見ることができるゴーグルを身につけて、スマートフォンとブレーキをかけるためのリモコンを持ちながら、VRで「ながら運転」をした場合としなかった場合で、脇から来た歩行者に気付く速度がどう違うかを確認していました。

参加した広島市の30代の男性は「スマホを持っていると、想像している以上にまわりが見えませんでした。運転する時は何も持たずに、まっすぐ前を見ることを心がけたいです」と話していました。

また、広島市の30代の女性は「日頃から急な飛び出しがあることに気をつけて自転車に乗りたいです」と話していました。

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