秋篠宮ご夫妻は26日午前、佐賀市の陸上競技場で開かれた全国障害者スポーツ大会の開会式に出席されました。
選手団の入場は、国体から名称変更した国民スポーツ大会と同じく、整列して行進する形から、自由にパレードするような形に変えて行われ、県によりますと、ご夫妻は「皆さん楽しそうでいいですね」などと感想を述べながら、観客とともに手拍子してエールを送られていたということです。
このあと秋篠宮さまは「このような取り組みが、わが国の障害者スポーツのますますの発展につながることを願っております。そして、参加される皆様には、日頃の練習の成果を存分に発揮され、すばらしいパフォーマンスを披露していただければと思います」とおことばを述べられました。
そして、オリンピックの聖火にあたる炬火(きょか)が会場内でリレーされ、炬火台にともされたあと、選手の代表による宣誓が行われました。
ご夫妻は、午後、佐賀市内のプールで身体障害がある女子選手による25メートル自由形の水泳競技を観覧し、選手たちが入場したり、泳ぎ終えたりするたびに拍手を送られていました。
全国障害者スポーツ大会は28日まで3日間開かれ、佐賀県内各地でおよそ3400人の選手が熱戦を繰り広げます。
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