福井県小浜市で署名活動する地村保志さん=26日午前
北朝鮮による拉致被害者の地村保志さん(69)が26日、地元の福井県小浜市で「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」(救う会福井)のメンバー約10人と共に他の被害者の早期帰国を願う署名活動を行った。「頑張ってください」などと応じた署名者には、拉致問題の解決を願うブルーリボンを手渡した。集まった署名は本年度内に政府に提出する。 署名した広島市の会社員塚田敏善さん(74)は拉致被害のあった福井や新潟に住んでいたことがあり、「衆院選で拉致問題が争点にならず、もどかしい。一日も早く全被害者が帰ってきてほしい」と話した。 地村さんは1978年、妻富貴恵さんと小浜市で拉致された。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。