命令を受けたのはいずれも医療法人輝鳳会が運営する
▽東京・中央区の「THE K CLINIC」と
▽豊島区の「池袋クリニック培養センター」です。
厚生労働省によりますと、クリニックでがんなどの予防を目的に、再生医療を受けた2人が感染症による重い症状で入院しました。
2人はNK細胞と呼ばれる細胞の加工物の投与を受けていたということです。
厚生労働省は健康被害が拡大する可能性があると判断し、25日、再生医療等安全性確保法に基づいて、クリニックと、NK細胞の培養を行ったセンターに対し、同様の再生医療の提供などを一時的に停止させる緊急命令を出しました。
再生医療は医療保険が適用されない自由診療で行われ、入院した2人は回復に向かっているということです。
厚生労働省は原因を詳しく調べるとともに、ほかに健康被害が疑われる人がいないか調査することにしています。
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