警察によりますとことし7月、小松市の60代の男性がSNSの通信アプリで女性を名乗る人物と知り合い、趣味の話で意気投合する中で「経済学者の親族が相談に乗るのでリスクの心配はない」などと金(きん)への投資話を持ちかけられたということです。

8月からは指示されたアプリで投資を始め、2か月間で26回にわたっておよそ2億2400万円を指定の口座に送金しました。

その後、相手から「アカウントが疑われて現金の引き出しが停止された。解除するには3000万円が必要だ」というメッセージが届き、警察に相談した結果、詐欺に気付いたということです。

警察はSNSでやり取りを重ねる中で、親近感や恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」とみて捜査しています。

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