先月26日、広島市西区福島町で行われていた地下の掘削工事の現場で道路が広い範囲で陥没し、周囲の建物12棟が傾いたり亀裂が入ったりする被害が出ました。
事故の発生から26日で1か月となりますが、広島市によりますと今月22日時点で34世帯64人がホテルや親族の家などに避難しているということです。
市は市営住宅の居住者に聞き取りを行い、要望を踏まえて今後、ほかの市営住宅への住み替えなどを調整しているということです。
またほかの住宅についても居住できるかどうかを調べた上で、所有者に解体や改修についての意向確認を進め、対応を検討したいとしています。
市では来月中旬に3回目の住民説明会を開き、建物などの補償やインフラの復旧状況について説明する方針です。
一方、来月にも開催される予定の専門家や国の機関などからなる委員会で、事故原因の究明や今後の調査の方法などについて検討が進められるということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。