琉球エアーコミューター便の運航の見通しを知らせる那覇空港の電光掲示板=24日午前

 琉球エアーコミューター(RAC、那覇市)は24日、保有する航空機4機の車輪に不具合が見つかった影響で、23日に続き全41便を欠航すると発表した。運航再開の見通しは立っておらず、欠航は2日間で計82便となり、3千人以上に影響が出ている。

 RACによると、22日夜、那覇空港で整備中のボンバルディアDHC8―400型で、タイヤのホイールを留める金具が緩み、空気圧が低下しているのが見つかった。他の3機でも金具が緩む不具合が確認された。

 24日中の運航再開を目指していたが、不具合の原因が特定できておらず、引き続き調査と安全確認が必要と判断した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。