千葉県は23日、香取市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑い事例で、遺伝子検査の結果、陽性と確認したと発表した。養鶏場での確認は今季、北海道に続き全国で2例目。採卵鶏約3万8千羽の殺処分や、農場の消毒などの防疫措置を進める。

 現場から半径10キロ内にある、この農場を除く計48カ所の施設や農家に対し、飼育されている採卵用や食肉用の鶏計約370万羽の移動や搬出を制限した。

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