茨城県警察本部は、首都圏で相次いでいる強盗事件を受けて、警戒を呼びかける3種類のチラシを作成しました。
このうち県民に向けたチラシには、住宅では雨戸を閉めることや、夜間も明かりをつけること、それに踏むと音が出やすい砂利を庭に敷くことなど、可能な範囲で早めに対策を取るよう呼びかけています。
また、一連の事件では、犯行グループがタクシーで移動した疑いがあるため、タクシーの運転手に対しては、不審な客が利用した場合、警察への情報提供を求めています。
さらにコンビニなどの店に対しては、深夜や早朝に、電話で指示を受けながら粘着テープや軍手などを購入するといった客がいたら連絡してほしいとしています。
県警察本部安心・安全まちづくり推進室の吉村祐二室長は「首都圏で起きているような強盗事件が、茨城県内でも今後、発生するおそれがある。住宅などでは、鍵かけの徹底や窓ガラスの強化といった防犯対策を取ってほしい。また、深夜に不審な複数人のグループが住宅街をうろついているのを目撃した場合などは、すぐに警察に通報してほしい」と呼びかけていました。
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