騒乱の翌朝の整然

1968(昭和43)年 前日の10月21日、国際反戦デーに左派の学生が防衛庁や国会に突入を試み、警官隊と激しく衝突。午後9時前に、約2000人が国鉄(現JR)新宿駅を占拠した。警視庁は騒乱罪を適用し、約750人を逮捕した。

その翌朝の国鉄はまひ状態。都心へ向かう通勤客で身動きがとれないほどの大混雑となった池袋駅東口の様子を伝える写真。混雑はしているが、混乱はなく整然としているのが、前夜の騒乱とは対照的。


1968年10月21日夜、新宿駅構内になだれこみ、停車中の電車や駅事務室に投石して窓ガラスなどを破壊する学生ら(時事)

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